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1961 TYPE-3 NOTCH BACK ホビダスショッピングでVWを探す

 1950年代に急成長を遂げたVWビートルは、1960年代に入ってから破竹の勢いで快進撃を続けていた。単一車種しか作らない、というポリシーを永いこと持ち続けていたVW社であったが、ハインリッヒ・ノルホルト博士は、VWビートルの後継車の必要性を痛切に感じていた人間で、開発スタッフに命じてVWビートルをベースとした試作車を数多く作り出し、さまざまなテストを繰り返させていた。
 VWビートルの後継車は、VWビートルのコンセプトを忠実に受け継いで、VWビートルと同等もしくはやや上のポジションの位置し、VWファンが拒否反応を示さない程度の違いを持たせるもの、という難しい条件が要求され、これにしたがって何台もの試作車が造られたのだった。しかし驚くべき大ヒットを産み出すことができず、前作を超えるほどのインパクトを与えることができなかったのである。
1961年9月、タイプ3VW1500は、VW社の期待を一身に背負ってデビューした。タイプ3VW1500は、VWビートルの個性的なスタイルとは正反対の、極めてオーソドックスなノッチバック・ボディを持ったクルマに仕上げられ、新時代のVWとして広くアピールされたのだった。エンジン排気量は1493cc、サイドドラフトの32phnキャブレターを装備。サイドマーカーランプ、速度調整式ワイパー、サイドポップアップウィンドウを装備している。ボディカラーはブラック(L41)、ガルフブルー(L390)、パールホワイト(L87)、ルビーレッド(L456)が純正色として発売された。
 
1961 TYPE-3 NOTCH BACK
取材協力/TOA INTERNATIONAL phone/045-501-0709
http://www.toajp.com
photo/K.WADA和田清志

 インテリアや、エクステリアはオリジナルを保っている初期型’61年型のノッチバック。エンジンは1493ccが純正だが、撮影車は1600ccのタイプ3エンジンに乗せかえられている。インテリアのステアリングはレカラ製。シフターはジーンバーグ製のシフターに交換済み。