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ハイ・ルーフ(High roof)
 
 タイプUデリバンの屋根を35cmほどかさ上げして背高ノッポにしたモデルのこと。ヒサシの上からルーフに伸びる部分がフランケンシュタインの額のような顔つきだった。サイド・ドアもパネルの上下幅一杯まで背が高かった。
 
バグ・イン(Bug-In)
 
 カリフォルニアはオレンジ・カウンティのレース場で開催されていた伝説のイベントで、残念ながら1983年の31回大会を最後に終了してしまった。バグ・インは、ビートル全員集合ってな意味で、アメリカでも最大のVWイベントだった。今あるVW文化のすべてが、ここから始まったと言ってもいい。ドラッグ・レース、カー・ショウ、スワップミート、ミス・コンテストなど、日本で行われるVWイベントの原点もこのバグ・インにある。日本でも鈴鹿サーキットで、1981〜1985年に5年連続で開催されたが、それも昔の話になってしまった。その後も、日本のバグ・インは思い出したように単発で開催された。アメリカでもバグ・インと名乗るイベントが他の地区で実施されたりしているが、規模も実施回数もオレンジ・カウンティのバグ・インには遠く及ばないという。
 
バハ・バグ(Baja Bag)
 
 バハは、オフロード・レースの本場であるメキシコのバハ・カリフォルニア半島に由来する名前で、そこで行われるバハ1000という過酷なレースに参加したオフ・ロード仕様のビートル達がバハ・バグと呼ばれた。バハ・バグは悪路走破性を向上させるために、ビートルのボティを使いながら、ムキ出しのエンジン、チョップ・フェンダー、ファイバー製のノーズ、ハイリフト・サスなどに改造したスタイリングが特徴だ。このスタイリングを日本では昔、チョッパーと呼んでいた。なお、ビートルのボディを使わないオフ・ロード・レーサーは、バギーと呼ばれる。
 
バット・ウィング(Bat Wing)
 
 1955年までのエクスポート・ビートルのステアリングに付けられたニックネーム。2本のスポークの形が、コウモリの広げた翼に似ていることから名付けられた。
 
パネル・バン(Panel van)
 
 パネル・バンとは一般的に運転室と荷物室が一体になった貨物車のことを指すが、VWではタイプ2のデリバリー・バンを指している。
 
ハート・テール(Heart Tail)
 
 1952年10月から装備されたビートルのテール・ライトのこと。ハウジング上部にセットされたストップランプのレンズが、ハートの形に似ているためハート・テールと呼ばれている。趣味的に見るとハート・テールの外観はユニークで愛嬌たっぷりなのだが、機能的には上を向いたストップ・ランプの視認性が良くないことも確かで、U.S.仕様では1954年1月から、車幅灯とストップを兼用する“あずきテール”に変更された。レア・パーツの代表格だが、今ではリプロ品もあるようだ。
 
ハノーバー(Hannover)
 
 ドイツの都市名。タイプ1、並びに2の好調な売れ行きに、ウォルフスブルグの工場だけではキャパシティ不足になったため、タイプ2専用の工場を設立したのがハノーバーだった。1956年4月21日からタイプ2専用の工場として操業が開始されたハノーバー工場は、タイプUファンの聖地でもある。
 
バンパー・ガード(Bumper Guard)
 
 ボディを守るのがバンパーで、そのバンパーを守るのがバンパー・ガード…なんて、まるでボディガードを守るガードマンみたいだネ。バンパー・ガードは、1960年代にエンピ社から販売されたシングル&ダブル・バンパー用のアクセサリーなのだ。エンピ・フェチにとって、当時のものはコレクターズ・アイテムだが、今ではリプロ品もある。
 
バリアント(Variant)
 
 セダンにもバンにもなる多目的車という意味のバリアントは、ワゴン・ボディでタイプVとWに設定されていた。昨今ではRVとしてワゴンが持てはやされているが、当時の日本では商用車のようなスタイルが受け入れられず、バリアントは不人気だった。けれども、そんな話も今は昔で、タイプVのバリアントは実用性の高さから今やメチャモテ状態になっている。ちなみに、欧米でのバリアントは、セダンの上に位置する高級バージョンとして当時から人気が高かった。
 
ハブ・キャップ(Hub Cap)
 
 ホイール・キャップともいう。バリエーションは数種類あった。5穴ホイール用は、半球状のドーム型と、ニップル・タイプ(ニップル・キャップの項参照)がある。1947年からビッグサイズのロゴ・マークのついた半球状のドーム型になり、1949年にロゴ・マークだけが小さくなったものに変わって、ビートルでは1965年まで、タイプUでは1970年まで使用された。メッキと塗りの2種類がある。ビートルでは1966年型からドーム型が扁平型に変更となった。1965年までのタイプVも扁平タイプだ。1968年からの4穴ホイール用は、5穴用の扁平型と似た形をしているが共通ではない。純正品ではないが、クレスト付き356タイプや、ムーンキャップと呼ばれるロゴのないドーム型タイプもある。さらには、4穴ホイール用のムーンキャップまである。