vw クロニクル topビジュアル vwクロニクル インデックスへ トップページへ
let's play vws
 
バーン・ドア(Barndoor)
 
 機密性のよいビートルは、思いっ切りドアをバーンと閉めないと…だからバーン・ドアじゃあなくて、1955年2月までのタイプUに使われていた大きなエンジン・フードのこと(ピックアップと救急車は除く)。このときまでは、高さのあるエンジンの上に、さらにスペア・タイヤまで収めるため、エンジン・ルームの高さがボディのウエスト・ラインまであったから、ウエスト・ラインでガバッと開く大きなエンジン・フードだったワケ。バーン・ドアを直訳すれば「納屋の大きな戸」という意味だが、転じて1955年2月までの前期アーリー・モデルを指して使われることが多い。バーンドア・モデルは、ヒサシのないフロント・フェイス、16インチ・ホイールなどが特長だ。
 
バブル・ヘッド(Bubble Head)
 
 VWロゴを擬人化したキャラクターで、1950年代からVW社のコマーシャルなどに登場している。
 
ハワイアン・ルック(Hawaiian Look)
 
 数年前、白いウィンドー・ラバーを使用したハワイアン達のVWが、アメリカのhot VWs誌に揃って掲載されたことがあり、それ以降、この手のモデルファイVWをハワイアン・ルックと呼ぶ。けれども、このハワイアン・ルックがアメリカ本土や日本で流行したという話を聞かないのは、ハワイヤ〜ん・ルックだったからかも……。
 
ハービー(HERBIE)
 
 ディズニー映画「Love Bug」の主人公のビートルの名前。このハービーは、1963年生まれのラグ・トップ仕様で、主演映画は大ヒットし、続編が次々に作られた。ハービー仕様というのは、ハービーが人間のジム・ダグラスと組んでレースに挑むときの姿を真似たスタイルのこと。日本語版のタイトルは、ラブ・バグじゃあなくて「ラブ・バッグ」になっている。2005年度には新作が公開された。
 
パーセル・シェルフ(Parcel Shelve)
 
 ダッシュボード下の空間を利用した棚のこと。なかなか便利で実用的なアクセサリーである。籐製やプラスチック製、純正から社外品まで、色々なタイプがあった。
 
ハースト・シフター(Hurst Shifter)
 
 ホットロッド御用達のシフター・メーカー、ハースト社のシフターのこと。VW用では、シフト・ノブの下部に銃の引き金のような輪が付いたトリガー・タイプが有名で、廃版となった今もハースト・タイプとしてリプロ品が出回っている。このトリガーは、シフトミスを防ぐため、指を入れて引き上げなければ、リバースにシフトできないようになっている。クイック・シフターはハースト社の商品名だ。
 
バギー(Buggy)
 
 改造オフロード・カーのこと。オフロード・レース用として、当初はビートルのシャシーを使用し、FRPのボディを載せたタイプであったが、今のレース用はボディのないバイプ・フレームだけのものになっている。日本ではサンド・バギーとも言うが、ここはやはりデューン・バギーと言って欲しい。ビートルのボディを残したバギーは、バハ・バグと呼ばれる。
 
ビートル(Beetle)
 
 タイプ1に付けられたニックネームで、戦前のKdFワーゲンを当時のニューヨーク・タイムズ紙が皮肉って表現したのが最初だという。当時のドイツは、アメリカにとって敵対国だったから、揶揄してビートルと呼んだようだけど、それが今じゃ万国共通のニックネームになったんだから、それこそ皮肉だよネ。ちなみに、日本ではカブト虫と呼んでいた。アメリカではバグ(虫)とも呼び、ドイツではケーファー(こがね虫)とも呼ぶ。
 
ヒサシ
 
 タイプUのウインド・シールド真上に覆い被さるルーフのせり出しのことで、1955年3月のマイナー・チェンジで生まれた。このせり出し部分に新たにベンチレーションが設けられた。後期のスプリッティ全般を指しても使われる(ヒサシ付きモデル)。
 
ピックアップ(Pick-up)
 
 タイプUのバリエーションのひとつで、荷物室に屋根がなくサイド・パネルが運転台(キャビン)と一体になった小型トラックのこと。リア・エンジンのため荷台の位置は高いが、フラット化して荷台の下にも荷物室を設けていた。オプションで荷台を覆う幌も用意されていた。荷台がワイドなタイプもあった。ハシゴ車やトレーラーなどは、ピックアップがベース。ダブル・キャブに対してシングル・キャブ(あるいはシングル・ピック)とも呼ばれる。