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Sano
 
 佐野市のことでも佐野さんのことでもないヨ。英語辞典にも載っていない、この“Sano”なる言葉をアメリカのVW専門誌で見かけて頭を悩ました人もいると思う。実はクルマの状態を表現する誉め言葉のひとつで、“悪いところがなく、キチンと手入れされていて、とてもキレイ”といったような意味だ。頭にSuperが付く場合もある。
 
サファリ・ウインドー(Safari Window)
 
 ヴィンテージ・タイプU(スプリッティ)にオプション設定されていた開閉式のウインド・シールドのこと。もちろん、左右別々に開閉可能で、開度もそれぞれ任意の位置で固定できた。開閉式だからといって開けたままで走行すると、室内は竜巻が吹き荒れて暴風地獄と化すヨ。サファリ・ウインドーは、もともと狩猟の時に車の中からハンティングするのに利用されたのだが、そんな残酷な用途とは裏腹に、タイプUのキュートなマスクに豊かな表情を与えている。現在では雨漏りに悩むオーナーも多い。
 
三角窓
 
 英語ではトライアングル・ウインドーなんていわずに、ヴェント・ウィンドーという。直訳すると通気用の窓のことだ。室内の窓が湿気で曇った時など、この三角窓をホンの少し開くだけで曇りが取れるスグレモノなのだ。ビートルでは、1965年にそれまで垂直だったラインがスピード感を求めて傾斜したデザインになる。タイプUでは、1968年から台形だった三角窓が普通の三角に変更され、後期型のDXバスには全部で5ケ(!)もの三角窓が付いていた。この便利な三角窓は、タイプTカルマン・ギアや、1952年以前のスプリットには付いていない。
 
サンルーフ(Sun Roof)
 
 サンルーフは、屋根に設けられた開閉式の窓のことで、1950年からエクスポート、スタンダードのどちらにも設定されるようになったが、当時はサンシャイン・ルーフとネーミングされていた。1963年までのサンルーフは布製(後にビニール製)で、1964年からスチールとなった。ちなみに、ラスト・ビートルとして日本に輸入された500台は、すべてサンルーフ付きであった。サンルーフは、スライディング・ルーフとも呼ばれる。布製のサンルーフに関しては、ラグ・トップとも呼ばれた。サンルーフはビートル以外でも、デラックス・バスやタイプVカルマンに装備された。デラックス・バス(サンバ)がキャンバス製で、タイプVカルマンは電動式だった。
 
サンバ(Samba)
 
 スプリッティ時代のマイクロ・バスのデラックス・モデルの名称。ルーミーな天窓、開口部の大きなラグ・トップ、ウエスト・モール、2トーン・カラーなどが特長。窓の数から23ウインドーとか21ウインドーとも呼ばれる。
 
サンバイザー(Sun Visor)
 
 ウインド・シールドの上方に付いた日除け板のこと。初期のビートルには付いてなかったが、やがてエクスポートやヘプ、カルマンのカブリオレに、ドライバー側のみ装着されるようになった。この頃のサンバイザーは濃いグリーンのプラスチック製だった。助手席側にも標準で付くようになったのは、カブリオレが1954年5月から、セダンが1961年型からで、それまで助手席サンバイザーはずっとオプションだった。パッド入りのサンバイザーに変更されたのは、カブリオレが1959年の1月から、セダンが同年8月からだ。1965年型からサイドにも向けられるようになり、サンバイザーは近代化していった。
 
ジャーマン・トップ(German Top)
 
 二通りの使われかたがある。ドイツのカブリオレは、他の国のオープン・タイプの車と異なって、畳んだ幌が大きくかさばるのが伝統的な特徴となっている。そんな特徴を表現するためにジャーマン・トップと呼ぶ使い方がひとつ。また、VWはドイツ製の車だから、幌に使われた生地もドイツ製のものが使われていた。そこで幌を張り替えるときに、ドイツ製のキャンバス地を使ったことを強調する時に、ジャーマン・トップと呼んで区別する使い方がひとつ。後者の場合、キャンバス地がすべてドイツ製とは限らないので注意が必要だ。